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2013年07月03日

数字の話(再)

キャッチ&リリースについての私の現在の考えと行動です。

ttp://kamatan.uf.a.u-tokyo.ac.jp/info/nikkei_sci/index.files/iwana.pdf
というページを見つけました。(一時有料化、後hidden)

要は、白神山地では渓の集水面積1haあたりイワナ(2歳以上)が3.2匹という研究結果です。

自然遺産白神山地の豊かなブナ林での数字ですから

そのままは当てはまらないと思いますので、若干下方修正して

集水面積1ヘクタール当たりイワナ3匹(2歳魚以上)とすると、

マイ・ホーム渓では、集水面積約140ヘクタール×3=420匹

(集水面積はマピオンのキョリ測で尾根をつなぎました。)

漁獲圧無しのとき、これぐらいで均衡するはずです。

1週間に平均10匹ずつ持ち帰られたとすると
(適度にキープ派が3or4人、3or4匹ずつ持ち帰ったとしましょう。)

10×シーズン7ヶ月×4週=280匹お持ち帰り

私は、かける負荷が大きすぎると思うのです。

少なくともアベレージ8寸の渓が6寸の渓になるでしょう。

トレイにズラーっと並べる人が数人入ってごらんなさい、あなた・・・

で、リリースの効果については、

釣って、飼育したイワナが2年以上生きたことから有効です。(3/3)

こいつは、ブクブク付きクーラーに入れ、ペットボトル氷で冷やしながらですが、200km運んでます。

生きながらえさせることを目的にちゃんと行動すれば、大丈夫です。

かえしのある鉤でブチブチやってとか、

素手でぎゅっと握ってとかまで含めて死ぬと決めつけたり

○○トーナメントの後の計量所周辺でバスが大量死しているとか

こういったことを言ったり、書いたり、発信したりするやつは

ただリリースを否定したいだけの、結論が先にある輩です。



イメージw

飼育したのですから、当然私も持ち帰っています。

親父へお土産にしたこともありました。(数少ない親孝行だったんだがな~)

しかしながら、上の考えに至ってからは持ち帰りは一切止めました。

毛鉤はバーブレス、魚には極力手は触れないで全て放すことにしています。



ご賛同いただければ、また、渓に出かけたときに

彼ら自身でサイクルした魚に出逢うことが出来るように思います。



堰堤切りについての私感など  続きを読む


Posted by van P at 00:00Comments(2)なぜリリース?